とんとんの休日

酒とうさぎを愛するおさーんのブログ

【北千住】創業140年の大はしで東京三大煮込みを食う!

北千住なんて何年ぶりだろう。一番古い記憶は、小学生の時に北千住のトポスでファミコンを買って貰った時かもしれない。31アイスクリームも食べたなぁ。

まさか、あの時のファミコン少年が大人になって、北千住にはるばる飲んだくれに来ているとは!

※トポスは2016年11月に閉店しております。

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目次

創業140年の大はしで東京三大煮込みを食う!

タイトルをみて、あれ、先日は東京五大煮込みとかのたまっていなかったか?と、思った読者さんはするどい。実は東京三大煮込みである千住の大はし、森下の山利喜、月島の岸田屋に、立石の宇ち多"と門前仲町の大坂屋を足して東京五大煮込みというらしい。とんとんは全部喰って確かめてやろうと思っている。

東京三大煮込み

  • 千住 大はし
  • 森下 山利喜
  • 月島 岸田屋

東京五大煮込み

開店20分前にはまだ誰もいない。

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 ということで、久しぶりの北千住を見て回ろうと一旦大はしを離れ駅の方へ。じんざえもんなど予めチェックしておいた店の場所を確認していたら、なんと16時半を過ぎてしまった。慌てて戻るとすでに満席。やってもうた。さっきまで誰もいなかったのに!

結局40分以上待って中へと案内される。

「あぉっ!?」「おおっ!?」←大将の声

何やら大将が言っているがまったく聞き取れない。戸惑うとんとん。奇声にしか聞こえない。それでもどうにか、大将の首の動きと指差しで、カウンターのここに座れと言っているんだ理解する。

そういう人なのかと誤解しかけたが、もう一人の大将も同じような聞き取れない口調だったので、意図的にしていることが分かった。140年の間に「いらっしゃい!」や「あいよっ!」の掛け声が短縮されたらしい。

ついに東京三大煮込みの肉豆腐を注文!

前回の宇ち多"に続き、ここでも雰囲気に呑まれつつあるとんとんに再び大将が接近する。

「あぉっ!?」「おおっ!?」←大将の声

おそらくドリンクのオーダーだと予想だろう。「き、金宮のボトル」と言うやいなや、大将は金宮ボトル1250円、氷(無料)、グラスに炭酸130円、梅シロップ(無料)をガシャンガシャン出してくる。ガシャンガシャンという擬音は決してオーバーではない。韓国料理屋さんの無愛想な店員以上もびっくりなほど乱雑に置かれていくんだ。どんだけせっかちなんだろうか。これが江戸っ子気質なのか?

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そして、出された金宮セットで自分好みの下町ハイボールを作る。大分外で待っていたので一気に飲み干した。喉を通る炭酸が気持ちいい。やっぱり下町ハイボールは美味いね。そして、二杯目を作っていると、再び大将が接近。

「あぉっ!?」「おおっ!?」←大将の声

「に、肉豆腐をひとつお願いします」

「あぉっ!?」「おおっ!?」←大将の声

と、奥の大鍋に走る大将。そしてカウンターの上を滑るように出された皿には東京三大煮込みが!!

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肉豆腐320円。牛の煮込みだ。部位はすじ肉とカシラかな。ちなみに煮込み320円は豆腐がなく肉の量が多い。豆腐ダブル(肉なし)320円というのもある。

まずは肉をパクリ。そこそこの歯応えがあり、噛むと肉の繊維がほぐれていく。味はあっさりしたすき焼きのような大和煮のような感じ。タレはさらさらしている。美味しい。うん……。美味しいんだけど、よく知っている味かなー。こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、自宅でとんとんでも作れそうな味っていうか。そして、豆腐を頂く。出汁が染みてる。よく知っている味が染みている

東京三大煮込みの期待度が高すぎて、肩すかし感が否めなかった。

気を取り直して他をオーダー

赤貝刺し480円。身が肉厚でぷりっぷりっで美味。炭酸が無くなったので、梅割りにしてちびちびやりながら食う赤貝はよかった!でも、この値段でこの量であれば普通かな。

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鱧の湯引き480円。

これはダメだった。鱧の身が硬くゴムのようだった。もう多くは語るまい。

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今回は随分辛口なレポになってしまった。とんとんは、大将の発声や威勢のいい振る舞いなどは140年の歴史を感じたし、こういった店は店でコンテンツ的に楽しめるのだが、東京三大煮込みという冠に期待し過ぎたせいか煮込みは残念でならなかった。まだ金宮のボトルが入っているので次回もう一度行ってみようと思う。

 マストなオーダー

肉豆腐320円(もしくは煮込み)

とんとん評価

CP度(美味しさ×価格):5/10

お会計

金宮ボトル1250円

炭酸130円

肉豆腐320円

赤貝刺し480円

鱧湯引き480円

合計:2,660円

せんべろではないかな。

店舗情報

大はし

東京都足立区千住3-46

営業時間:16:30~22:30(LO.22:00)

定休日:土曜、日曜、祝日

【亀戸】偶然の出会い。八鶏(Standing Bal Eight Bird)はシャレオツな焼き鳥Balだった!

日曜の14時半から秋葉原四文屋で飲んだくれていたとんとん。相方の呼び出しで亀戸に移動し、激安居酒屋うまかっぺやに行くことになった。

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目次

八鶏さんは安くてシャレオツな焼き鳥Balだった。

合流して直行するつもりだったが、ここで問題が発生。うまかっぺやさんの開店が日曜は17時だと思っていたが18時に変更になっていたことが発覚。一時間どこかで時間を潰そうということになった。

亀戸餃子、ホルモン青木の行列を横目に、亀戸ホルモン方面へと足を運ぶ。ん?焼き鳥のようなフレンチのようなお店を発見!スタンディングバーと書いてある。立ち飲みじゃないか!行くしかねーだろー!

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生ビールが400円、サワー類が400円、チューハイが350円。いつもせんべろで慣れているとんとんには普通の価格。とりあえず、1時間潰せばればいいので軽い気持ちで入店する。

控え目な照明で綺麗な店内には椅子が!

八鶏(Standing Bal Eight Bird)に入ると椅子があるじゃないか!立ち飲みとうたっておいて椅子があるやつ系だな。奥のほうは一部椅子がないような気もする。

開店と同時だったのでお客さんはまだいない。この時は長居するつもりではなかったので、お茶ハイ400円とサングリア白450円をオーダー。

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 シャレオツだ。画像だけみたら左が緑茶ハイだなんて誰も分からないだろう。

そして、ざっとメニューを見渡す。

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八鶏というだけあって、鳥のメニューが豊富。調理方法も焼き鳥からフレンチ、タイ料理まで幅広い。そして、料理の値段が安い気がする。この手のオサレBarの平均価格より安いよね。

汁美味(しるうま)のお通し300円で長居することに決定!

もうタイトルでネタバレしてますが、この運ばれてきたお通し300円×2が美味しかった。ムール貝、あさり、ハマグリなど様々な貝から出た汁がバターとニンニクとマッチして美味いんです!出汁で酒飲めるヤツですよ!パンを浸したい、パスタを投入したくてたまらない!そんな気持ちわかるでしょ?

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ちょっと時間を潰すだけのはずが俄然このお店に興味が沸いたとんとん達。相方は大好きなチーズ、私はレバーペーストを注文する。

本格的なフレンチが一品600円!

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世界のチーズ3種盛り600円。クラッカーもついてます。左からゴルゴンゾーラ、ペルメジャン、ミモレットかな?(違うかも)添えられたバルサミコ酢が雰囲気出てますね。お酒がすすみます。緑茶ハイだけど……。

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次に運ばれたのは、絶品!!白レバームース600円。そう、ペーストではなくムース!その名に恥じぬ滑らかさ。臭みもまったくなし!やはりレバーにはブルーベリーが合いますわー。

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長居することを決めた二人はここでワインのボトルを投入。なんとかシャルドネ。白ワイン2000円。ワインの味はわからないけど、スッキリしていて飲みやすかった。しかもちゃんと温度が上がらないようにル・クルーゼのワインクーラーみたいなアイテムを使用してくれる心遣い。

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チーズ食べてワインを一口。白レバームースを食べてワインを一口。おっと、忘れてはいけない。お通しの貝達とその出汁でワインを一口だ。いいぞ、この店。

限定5食!地鶏とフォアグラのポアレは絶品だった!

まだワインが残っているので、もう一品頼むことにする。本日のオススメの中に、もつ煮込み赤ワイン仕立てなるものがあったが、さっき四文屋で煮込み豆腐を食べてきたばかりなので、限定5食の地鶏とフォアグラのポアレ1000円を注文することにした。

今の世の中、フォアグラが千円で食えるなんて中々ないぞ。いや待てよ。まだ喜ぶのは早い。量が圧倒的に少ないかもしれない。と、疑心暗鬼にかられるとんとんの前にその皿は運ばれてきた。

どんっ!!どどんっっっ!(ワンピース風)

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なんだこれは。これで千円なのか!?

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フォアグラが分厚い!地鶏とフォアグラの比率がほぼ5:5だ。緑茶ハイなんか飲んでる場合じゃなかった。もうないけど。

とんとんはナイフとフォークを使い切り分けていく。そしてフォアグラを一口。うまっ!濃いっ!隣をみると相方も目を丸くして美味さを表現している。二人はあっという間に平らげ、ワインを全部飲み干したのであった。

マストなオーダー

絶品!!白レバームース、地鶏とフォアグラのポアレ

とんとん評価

CP度(美味しさ×価格):6/10

お会計

お通し300円×2

緑茶ハイ350円

サングリア白450円

絶品!白レバームース600円

世界のチーズ盛り合わせ3種600円

ボトルワイン白2000円

地鶏とフォアグラのポアレ1080円

合計:5,680円(消費税込み)二人料金。

とんとん的せんべろ認定はならず。でも満足度が高かったかな。

店舗情報

八鶏(Standing Bal Eight Bird)

東京都江東区亀戸5-4-9

第二ドミール103号

営業時間:17:00~1:00(LO.0:00)

定休日:月曜日

食べログでは16時~24時になってますが、17時~1時に変更したそうです。

【立石】飲ん兵衛の聖地。宇ち多" で東京五大煮込みを食す!

ある水曜日のお昼過ぎ。とんとんは京成立石駅に降り立った。飲ん兵衛の聖地、宇ち多"で飲んだくれるために!

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目次

 人生初の宇ち入りを果たす!

立石の宇ち多"といえば飲ん兵衛の聖地とまで言われる場所。とんとんの住む小岩からバスで10分足らずの場所にあるというのに今まで訪れたことがなかった。

せんべろブロガー(まだ始めて数日)として行かねばなるまい。失敗せぬようまずは十分な下調べをしよう。

宇ち多"には様々なルールがあるらしい。

  • 飲んだ人は入れない。一軒目でなくてはならない。
  • 待ち合わせはダメ。揃ってから並ぶ。
  • バック(鞄)は前に持って入る。
  • 二人以上の場合、一人づつ案内されるがあとでうまく一緒にしてくれる。
  • メニューは、飲み物と煮込み、もつ焼きしか書かれていない。
  • 大きな声で会話してはならない。
  • お酒は一人5杯半まで。しかし、その前でも泥酔と判断されたら強制退出。
  • 注文方法が呪文のよう。

初心者の方は、初めは経験者と一緒に行ったほうがいいと書かれていたが、悲しいことにとんとんには平日休みで宇ち多"経験者の友人がいなかったので戦には単騎駆けするしかなかった。

まずは食べたいものをリストアップし呪文に置き換えた。そして、それを忘れないようにスマホにメモる。

ウメ割り、ホネ、ハツシオ、ボイルハツオス、カシラタレ、オシンコウ、ウメオカワリアマメ、タンナマ。

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※この画像はオモテ側。商店街通り、二毛作さんがあるほう。並ぶのはコチラ側ではなく、その裏でミツワさん側。

並び方からてんてこまい?

開店時間は14時。13時10分頃に訪れるとすでに多くの飲ん兵衛達が並んでいた。どの顔も高レベルの勇者にしか見えない。そんな怯えるとんとんにさらなる試練が襲う。まだ店に入ってもいないのに。

困ったことに勇者達がちゃんと並んでいないんだ!普通、店の入り口から列をなしているはずなのに。ちゃんと並んでいる列、前側の入り口に丸くなっている集団、反対側の壁に立っている数名とあちこちに勇者が散在していた。一体どこに並べばいいんだ……

不安そうな低レベルの勇者を察知した超常連と思われる方が「そこに立ってて、今来るから」と一言。そういえば、どこかのサイトに常連さんが仕切ってくれると書いてあった気がする。

素直に従い立っているとお店の中から店員さんが出てきてあれこれ指示を出し始めた。なるほど、口開けはすでに並んでいる状態でもうどこに誰が座るか決めているらしい。だから決まった人達は同じテーブルごとで固まっているのね。

よーするに、初心者はとりあえずあたふたしていれば誰かが指示してくれるよ、ってことでOKですな。

いざ、宇ち入りへ!

いよいよ、開店です。ドアが開くと同時に雪崩込んでいく人々。バックミュージックにはほら貝のブォオーブォオーという音が流れている、気がする。

「ホネ頂戴!」「ホネこっちもー」「ウメ」「ハシ頂戴!」「シンキこっちー」

なるほどこれが宇ち入りか……。とんとん、完全に雰囲気に呑まれてます。大人になってからこんなに雰囲気に呑まれたことないなー……。ホネや希少部位をゲットするべくみんなが叫ぶ。真剣勝負。まさに戦場。驚いたことに店内でスマホなんか手にしている人が誰もいませんよ。これでは呪文が読めないじゃないのさ。

※ホネとは煮込みに骨付き肉を入れたもの。開店0.5分で売り切れる。

聖地はやはりどれも激美味だった。

圧倒されながら何も頼めずにいると、一目で初心者だとわかったのだろう、店員さんが「お兄さん何飲む?」と優しく……はないが、気を遣ってくれる

「ウメ割りと……レ、レバ塩」

「煮込みは?」

「あ、それもお願いします」

確かこんな感じだったと思う。記憶すらあやふやだ。ホネなんかもうとっくに無くなってるし、頼みたかったのはレバ塩じゃなく、ハツ塩だったのに……。写真?そんなもの撮れる余裕があるはずなかろう

注がれたウメ割り200円を口をもっていき、すする。25度の宝焼酎に天羽のウメシロップ(たぶん)。こりゃあ効きそうだ。ほんのり香る梅の味がクセになりそうだ。そして、すぐに運ばれたレバ塩2本200円を一口。美味い!美味いぞ!臭みが全くない。塩加減もいい。これ本当に200円なのか。

衝撃も覚めやらぬまま、次に出されたのは煮込み200円だ。濃い。限りなく黒に近い茶系の煮込み。根菜やらネギやら余計なものが一切入ってない、様々な部位のモツだけが入った煮込みだ。

ぐおおおお。これ一番決定。これ、とんとん人生で一番の煮込みに決定だよ。

さすが東京五大煮込みだ。歴史を感じる味だ。汁の見た目は濃いけどしつこくない、味が染み込んだモツが濃い。旨味の染み込み度が半端ない。うーん、本当に美味い。

裏技を発動し乗り切る。

呪文を忘れたとんとんは、裏技を発見した。誰かの呪文(注文)に乗っかる作戦だ。

「ダイコンショウガオス」←高Lv勇者

「同じヤツ!」←とんとん

「ボイル、ハツ生、オス」←高Lv勇者

「同じヤツ!」←とんとん

これいいね。こうしてピンチを乗り切ったとんとんは、最後の力を振り絞り一枚だけ写真を撮ることに成功した。

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夏草や兵どもが夢の跡。6皿と4杯半で2100円なり。

完全に負け戦だったが、満足度は半端なかった。そうだ。試合に負けて勝負には勝ったんだ。この日からとんとんは毎週、宇ち多"に通うことになるのであった。

マストなオーダー

今回は雰囲気に呑まれて判断できず。もう全部マストだよ!

とんとん評価

CP度(美味しさ×価格):12/10

※ブログ唯一の10点超え。

お会計

ウメ割り200円×4杯半

レバー塩2本200円

大根紅しょうがお酢200円

ボイルハツ生2本200円

煮込み200円

カシラタレ2本200円

ナンコツ塩2本200円

合計:2,100円

3杯1肴で800円!!余裕でとんとん的せんべろ認定

店舗情報

宇ち多"

東京都葛飾区立石1-18-8仲見世商店街

03-3697-5738

営業時間

平日:14:00~19:30

土曜:午前~14:00頃

※品物がなくなり次第終了。

定休日:日曜、祝日

【小岩】植むらは、小岩一怪しい通り、地蔵通りにある穴場もつ焼き店!!

仕事が早く終わった日。駅前へと繰り出す。時間があまりない時は新規開拓はしない。行き慣れたあの店で飲んだくれるとしよう。

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目次

小岩一怪しい通り=地蔵通りでもつ焼きを食す!

一昔前であれば、女子供はまず通らない通り。それが小岩地蔵通り。某夜更かし的番組の名言、プロしか飲めない街、小岩の所以だ(違っ

小岩駅南口を出て左折。交番を通り過ぎて吉野家さんと喫茶白鳥の間にある通りがそれだ。勇気を出して中へと足を踏み入れると、途端に客引き達の視線を浴びる。だが安心してくれ、なんとか規制法のお陰で客引きは寄ってはこない。ずんずん奥へと進むと看板が見えてくる。もつ焼き 植むら だ。

飲ん兵衛には嬉しいラインナップ

間口は狭いが中は意外と広い。カウンターは8席以上、テーブル席も5卓はある。奥には10人以上収容できる半個室もある。とんとんはいつものホッピーセット350円を注文する。

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今日の焼酎は多い気がする。嬉しい誤算だ。ちなみにおかわりの中は200円。セットで3杯飲めば(350+200+200=750)なので、1杯あたり250円で飲めてしまう。濃い目で飲みたい日はセット1で中3もいけるのでさらにお得に!その他に、バイスサワー350円や梅サワー350円も人気だ。ビールもアサヒスーパードライの大瓶が550円なので中々安い。

ここではほぼ串しか頼まない!

と言いながら、本日のオススメにあったかつお刺し300円を注文。だって、食べたかったんだもん。

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切り口は粗いが脂が乗ってて美味い。ホッピーを飲みながらかつおを味わっていると串が運ばれてきた。ナンコツ塩2本で200円。肉もついているタイプ。とんとんの好みのやつだ。

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そして、いち推しのタン油串2本で240円。これはメニュー表にはなく、壁に貼られた短冊にしか書いていない裏メニュー?だ。焼き立ては脂が泡のようにジュワジュワしている。最高である。

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噛めば噛むほど脂が出て美味い。これ2本で1杯はいける。もちろん中おかわりだ。

名物満満焼き!

そして次はウィンナー串2本200円と名物満満焼き2本240円。ウィンナー串はもちろん皮はパリッとしている。中は香草が練り込まれた系のやつだ。他の人はあまり注文していないが、とんとん的には外せない串である。

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さぁ、名物にいこう。満満焼きは、部位でいうとカシラ。植むら独自のタレに漬け込んだカシラを焼いてあるのだ。タレでもない塩でもない、醤油のような味噌のような味わいで美味。食感も歯に吸い付くようなもっちり食感になっている。

もう一つ、名物と書かれたもつ煮込み280円がある。白系のあっさりタイプ。加賀屋に近いかな。汁の量が少ないのですぐに冷めてしまうのが残念だ。もつにやや臭みもあるけれど、このお値段なら納得かな。

穴場のもつ焼き植むら

植むらは、とんとんがよく利用する小岩の居酒屋の一つ。単独でも仲間同士でも幅広く利用できる。味も、量も、価格もバランスの取れた良さがあるけれど、あまり知られていない小岩の名店といえよう。

マストなオーダー

ホッピーセット、バイスサワー、名物満満焼き、タン油串、ナンコツ塩

とんとん評価

CP度(美味しさ×価格):7/10

お会計

ホッピーセット350円

中200円×2

カツオ刺し300円

ナンコツ塩2本200円

タン油串2本240円

ウィンナー串2本200円

満満焼き2本240円

お会計:1,930円

今回はちょっと頼み過ぎてますので、3杯2肴ではとんとん的せんべろ認定

店舗情報

もつ焼き植むら

東京都江戸川区南小岩7-25-12

03-5668-9494

営業時間:16:30~24:00(LO.23:30)

年中無休

【亀戸】養生料理・高のでディープな団地せんべろ!?

亀戸天神周辺で朝10時から立ち飲みが出来るという噂を聞きつけた。

よーし、今日は朝から飲んだくれてやろう、と亀戸駅に降り立つとんとん。

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亀戸駅北口を出て、真っ直ぐ亀戸天神方面へと向かい徒歩7分ほどで住宅街……いや、これは団地か?大きな団地群の中に、養生料理 高のさんを発見!

【目次】

それは団地群の中にあるお蕎麦屋さんの一角だった。

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場所もさることながら、提灯の灯りがより一層怪しい。これまだ朝10時だということをお忘れなく。立ち飲み場所は「立ち呑み」と書かれた看板の左側のみ。店内にはまだお客さんはおらず、大将が一人仕込み中。勇気を出してIN!

カウンターは2いや3席といったところかな。混雑時には私のような巨漢には厳しい狭さ。だがそれがいい

店内と立ち飲みでは違うメニュー

立ち飲みは専用のメニューがあるみたい。

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情報通り激安な肴がありますな。ビールはプラコップに注がれたオリオンビールらしい。せんべろ的にはお値段高めなので今回はパス。キック(ライムサワー)380円を注文。※ちなみにフック280円は麦茶ハイ。

キャッシュオン制なので渡された灰皿に千円札を一枚置く。

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※撮影前に一口飲んでしまった。

炭酸しゅわしゅわで生ライムの香りがいい。甘さがないのでグビグビいけるタイプのやつです。他にお客さんもいないことですし、アテを一気に注文してしまおう。

煮込み280円はゴトクで出される!?

残念ながらポテサラは仕込み前でまだ無かったので、それ以外を全て注文!端から端まで頂戴っていう富豪のアレです。3品しかありませんが。

 まず最初に出されたのが、ゴトク!?

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280円でゴトクですよ。朝10時から凄い贅沢をしている気分。そして、中身は一般的な煮込みではなく、イノシシ肉の煮込み!予想だにしていなかったジビエを食す事態に心の準備も出来ぬまま、スープをすする。

お~濃い。出汁が濃い。濃厚なイノシシの出汁が出ております。これは日本酒が欲しくなりますね。っていうことで熱燗280円を注文。「あいよっ!」という掛け声と共に大将は酒タンポに日本酒を注ぎお湯の張った鍋に。とんとんはそれを眺めながらイノシシ肉を食う。歯応えのある肉から出汁がじゅわっと溢れ出る。もつ焼きのカシラのような食感だろうか。臭みもほとんどない。これで280円かー、やるな大将。

ライムサワーを飲み干し、出された熱燗をグビッといく。

熱燗、出汁、熱燗、イノシシ肉、熱燗……ループが止まらない。なぜなら、気を抜くと鍋の火力調節が出来ないので鍋がどんどん煮詰まっていくから!

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※ある程度温まったら大将に火を止めてもらったほうがいい。とんとんは忙しそう(私のオーダーで)な大将に言えず、煮詰まる前に一気に食ってしまおう作戦で乗り越えた。

ハムカツの衣は蕎麦!?

 次に出されたのはハムカツ。あのハムカツ。いや違う。どうみても違う。

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調理工程を眺めていましたが、ハム切って、衣になるそば粉?をガリガリして、揚げて……。手間賃だけで80円超えているような。

どうやらここのハムカツはそば粉で揚げてあり、だし汁に山葵と共につけて食べるスタイル。新しいです。わくわくしながら食べてみると、ザクッとした衣の食感の後に柔らかなハムの歯応え。ザク美味です。三分前まで、どうせ80円のハムカツなんてペラッペラッなんでしょ、とツンデレと化していたとんとん。大将ごめんなさい。

そしてメインは鳥もも素揚げ390円。ここで熱燗280円を追加オーダー。酒タンポと共に鶏もも素揚げが出されます。

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あれ、ちょっと思っていたよりは小さい。とんとん的にはもっとこうがっつりを期待していたんだけども。でも390円だから高くはない!むしろ安いけど、ハムカツとイノシシ肉の煮込みの衝撃が高すぎたかもしれない。

立石の鳥房さんや小岩の素揚げ屋さんと……って、そこと比べちゃうのはよくないな。一口頂いてみると、皮はバリっとしていて中はほくほくジュージー。味付けがしてあるぞ。うん、美味い!

お酒もお腹も満たされ、3杯と3品で終了。

まだまだ進化する高の

大将にお話を伺ったところ、たまたま目の間で団地の運動会があったらしく、時間を持て余しているお父さん達がちょっと飲めればいいなということで立ち飲みを始めたようです。まだまだ試行錯誤中らしく、これから進化していくとのこと。料理は申し分なくCPが高いので今後が楽しみだ。

※一人一日一回しか頼めないオーダーがあるようです。

※日替わりでその他メニューがある日があるようです。

マストなオーダー

ハムカツ、煮込み、ポテサラ(今回は食べれず)

とんとん評価

CP度(美味しさ×価格):6/10

お会計

キック380円

熱燗280円×2

煮込み280円

ハムカツ80円

もも素揚げ390円

合計 1,410円

とんとん的せんべろ認定です。

店舗情報

亀戸・養生料理 高の

東京都江東区亀戸2-6-1

亀戸二丁目団地内108

03-6676-9055

営業時間:10:00~22:00(LO.22:30)

定休日:火曜日

 

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