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うさぎの病。エンセファリトゾーン症にウチの仔(ぽるん♀)が掛かってから治るまでの話を書き記す。(長文)
エンセファリトゾーン症(Ez症)という発音するのも難しい名前の病気に突然ぽるんが罹った時のお話です。昔に書いていたブログから発掘し、手直ししました。
まずは、Ez症がどのような病態なのか、掛かり付けの病院のHPから引用します。
エンセファリトゾーン症とは?
Encephalitozoon cuniculiという病原体がウサギに感染して様々な症状が引き起こされる恐ろしい病気です(略して「Ez症」などと呼ばれています)。驚くべきことに近年の国内における調査ではエンセファリトゾーンの感染率は全国のウサギの約60%にも及んでいるとの報告があります(注)。特筆すべきはこのデータには無症状のウサギも含まれていることであり、今まで何も病気の兆候がなかった元気なウサギが、突然発症する可能性があるということを示唆しています。
症状
症状は主に➀神経症状➁眼症状➂腎不全の3つに大別されます。
特に警戒しなければならない神経症状として最も代表的なのが斜頸です。重度になると姿勢保持ができなくなり、ローリングと呼ばれる運動失調が発症します。こうなるとほとんどのケースで食欲不振が生じますのでウサギが重篤な状態になることがあります。
※現在、様々な情報が錯綜していますが「斜頸=エンセファリトゾーン症」ではありません
診断と治療
現在のところ、生前の確定診断は不可能といわれています。実際には血液検査やレントゲン検査、神経学的検査やエンセファリトゾーン抗体検査などを組み合わせて診断を進めていきます。
治療にはエンセファリトゾーンの病原体を抑制する薬を用います。また、二次的な食欲不振や二次感染等の治療も徹底して実施しなければなりません。
予防
多頭飼育において病原体の蔓延が知られているため、ウサギ同士の接触や同居飼育には注意が必要です。飼育ケージや食器等の環境の消毒も重要です。
注:ここでの感染率とはE.cuniculiのIgG抗体の陽性率を表します。
引用:うさぎと鳥、小動物の専門病院 バニーグラス
葛飾区柴又|うさぎと鳥・小動物の専門病院 バニーグラス|うさぎ・鳥・小動物・エキゾチックを診療
ウチの仔の情報
※読み進めるにあたって参考にして下さい。
ぽるん
ホーランドロップイヤー
女の子(避妊手術済み)
3歳7ヶ月 ※Ez症罹患当時の年齢
既往歴はなし。2年後に急性胃拡張になる。
性格はおっとり。あまり物怖じしない。
夏場は暑さ対策で、毎日職場まで一緒に通勤(5分程度)しているので移動には慣れています。その他、イベントやグルーミング、健康診断等、外出することも多々あります。
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※2015年10月の話です。
10月25日にぽるんは眼振を発症しましたが、無事11月20日に完治しました。病院の先生からも、何処に出掛けても、他のうさぎさんと遊んでもなんら問題ないとのお墨付きを頂きました。
その時の闘病記を、私達の備忘録として、少しでも皆さんの参考になれば、という二つの理由で記します。
※注意
これは私(素人)が体験したこと、聞いたこと、見たまんま感じたことを備忘録として残したものです。正しいことが書かれているとは限りません。何かあった場合、自己判断はせず、すぐに専門医に相談しましょう。
具合が悪くなってから完治するまでの全て。
10月25日
8時頃。
ぽるんをキャリーに入れたまま車に乗車し移動。8時30分頃、異常に気が付く。
首を小さく左右に振るような症状。(お土産人形の
赤べこのような感じ?)
8時40分頃。
車酔いでも
眼振は起こるということを聞いたので、一旦車を止め、キャリーごと外に出す。すると
すぐに症状が消失。
8時50分頃。
再び車で移動。移動中しばらく平気だったが、不安だったので縦抱っこするとぽるんは安心したような感じだった。車酔い+移動のストレスかもしれないとこの時は判断。
9時30分頃。
牧場に到着。この時には症状は一切現れず。その後も牧場で過ごしたが、生牧草、
マメ科の牧草、人参の葉、人参を食べ、寝たり、元気に走り回ったりと、まったく異常は見られなかった。うんちは丸く正常。おしっこはしていたかもしれないけど確認はできず。
15時30分頃。
帰宅するため、再び車に乗車。キャリーに入れたまま。念の為、病院に連絡をいれ検診を依頼。帰りの道中には症状は現れず。
17時頃。
病院到着し待合室で待つ。この時点まで一切症状が無かったが、10分ほど待っていると
再びキャリーの中で眼振発生。症状は治まることなく、そのまま10分ほど待ち、診察室へ。
その時の
眼振の様子。
可能性としては、
眼振は
神経症状なので、末梢性の内耳、中耳炎か中枢性のエンセファリトゾーンが疑われる。もちろん、車酔いの可能性もあるし、ストレスによる可能性もある。
ただ、ぽるんの場合、移動には慣れているので、後者の可能性が低いのかも、とこの時は思った。
先生の診断では、耳がすごく綺麗なので、内耳、中耳炎の可能性は低い気がするけど、耳が綺麗でもなっている仔はいるとのこと。
そして、疑うべき症状に対しての、検査の種類を選択することに。
- レントゲン検査(内耳、中耳炎を発見するため)費用5千円程度
- 血液検査(各数値を確認し、異常数値があればそこから原因を発見するため)費用1万円程度
- エンセファリトゾーン検査(外注。採取した血液からその病気の有無を確認するため)費用1万円程度
レントゲン検査は、4方向(だった気がする)撮影なので、ぽるんを何度か転がしながら撮影するとのことで、ストレスで
眼振が悪化すること考慮し、見送ることにした。
※他の結果が出てからでも遅くはないと先生がおっしゃったのもある。
その場でわかる血液検査と少し時間が掛かる外注のエンセファリトゾーンの検査を依頼した。
すぐに血液を採取し、結果待ちに。(この間もずっとぽるんは
眼振している)
待合室で待つこと1時間弱(これは混雑していたからなのか、血液検査の結果が出るまでにこれだけの時間が掛かったのかは分からない)
※待合室で待っている間色々
スマホで調べる。あまり刺激を与えないほうがよい、電気も暗いほうがよいとの情報をみたので、キャリーに入れたままぽるんをそっとしておいた。30分待ってもぽるんの症状が軽減しないので、我慢しきれずキャリーから出し、縦抱っこをすると、数分で症状が軽減し、10分程度で完全に収まったような気がした。
※後日、
先生に聞いたら電気の明るさ、暗さは影響しないとのこと。
18時半頃。
検査結果が出たので、診察室へ。血液、肝臓、腎臓の数値は全て良好。ただひとつ
CK(クレアチンキナーゼ)という値が異常に高かった。正常値(100-200)に対して1405u/lという高値。
この数値は筋肉の異常と中枢神経系の異常によって増加するらしく、筋肉の場合、打撲や挫滅といった時に数値が高くなるが、ぽるんの症状には怪我したふうな様子は一切ない。となると、
中枢神経系に異常がある可能性が高いということになる。
先生がおっしゃるには、
ストレスによる眼振の場合でもこの数値が高くなる場合も多いので、すぐに中枢神経系に異常があるとも言えないという。
結局原因が分からないので、どちらの場合(中枢性、末梢性)でもいいように、
抗生物質と消炎剤の注射を打つことに。
注射は首に近い背中部分を掴んで皮下に注射していた。ぽるんはまったく嫌がらず、痛がらず。よかった。
今後の説明等受けた後、再び待合室へ。
ぽるんの様子は軽めの
眼振が出たり消えたりといった感じ。会計を済まし病院を出たのが19時。帰りの車中でも縦抱っこ。
眼振は消失している。
※今後の流れ。お薬(
抗生物質・消炎剤・胃薬の粉薬)を水で溶いて、ご飯にかける。食べなければ強制給餌。それでしばらく様子みて外注していたエンセファリトゾーンの結果が出て、陽性であればお薬追加。
※会計合計17,280円
(エンセファリトゾーン検査代1万程度は含まれず。結果が出る次回に。)
■内訳
- 再診料800円
- 皮下注射(薬剤2種)1800円
- 血液一般検査1800円
- 採血料1000円
- 血液生化学検査(14項目追加2項目)8700円
- 処方料500円
- 内服薬(一週間分)1400円
合計:17,280円
※エンセファリトゾーン検査代は次回結果を聞くときに支払う。
19時半頃。
帰宅。帰宅後すぐにゲージの2階や空中ハウスを撤去しぽるんを中へ。
器にペレットを入れるとすぐに食べ出した。追加で乾燥人参と圧ッペん大麦も完食。さらに乾燥牧草と生牧草を食べ始め、食欲は旺盛。おしっこもうんちも出た。うんちの形はいびつで小さめ。
しばらくして、乾燥人参のタッパーを開ける音に気が付きゲージから出てきてくれくれと催促する。
その後、部屋を一周パ
トロールしてゲージへ戻る。(普段なら夜はゲージから出るとそのまま外に出て遊ぶか横になっている。疲れたからか、まだストレスが残っている為に外で遊ばずケージに戻ったのかもしれない)
その後、0時に寝るまで
眼振は出現せず。ただ「
気になる症状」がいくつかあった。
※「気になる症状」は不安な気持ちが入り交ざり、以前からあった仕草なのか、新たに出現した症状なのか、単に気のせいなのか、判断が付きにくくなっている。
※2時、4時くらいに起きた時はゲージの中でいつも通りに寝そべっていて、私の姿を見るとすぐに何かくれくれアピール。
気になった症状。
A症状
■数秒間、歯を振動させる。凄く小刻みに歯をカチカチさせるような感じ。唇もピクピク動く。左右対称。嬉しい時にゴリゴリする感じとは違う。人間がもの凄く寒くて歯をカチカチするような動きに近い?
B症状
■うつらうつらすると、左側に身体が微妙に沈み込む感じがある。するとぽるん自身がハッと気がついたような感じで元に戻る。何事もなくなる。またしばらくして繰り返す。
C症状
■ゴロンの回数が増えた。ぽるんは普段あまりゴロンをしない、二日に一回あるかないか程度。夜ゲージの中でのゴロンを確認しただけでも5~6回。連続ではない。間隔は何十分も空いている。異常な感じのごろんではない。ペレットを齧って、その後リラックスしたような感じでゴロン。右回り、左回り両方確認。
※普段はゲージの中で暇だとやることが多い。今回2階も空中ハウスも取り外したので、広いスペースがあるのでやったのかもしれない。ローリングということが常に頭にあるので、不安だ。
D症状
■気のせいかもしれない細かな症状 ⇒ たまーに、身体の一部分がビクッとなる。くしゃみを間隔を空けて二度した。食欲がいつもより旺盛な気がする。手を握った時いつもはグッと握り返すのに返してこない?
※今までビデオ撮影するときは、お出かけ時、変な姿勢で可愛い時、顔を撫でる時、遊んでいる時など普段あまりみられない状況を撮影することが多い。今回の件で、休んでいる時の普段の姿を、健康な時の状態、いつものぽるんを撮影し記録しておくことが大事だと思った。
■26日月曜
朝7時半頃。
起床するとすぐに反応し朝ご飯を食べ、生牧草を食べる。
眼振の気配はまったくなし。食後、じっとしているとA症状がよくみられ、B症状は1時間の間に2回ほど、ゴロンは2回確認。給水ボトルの水が微かに減っていた。うんちはいびつで小さめ。そのまま仕事へ。
12時頃。
一旦仕事から戻る。ぽるんはすぐに反応し乾燥人参と生牧草を食べる。ゲージを開けると外に出た。(普段からお昼は1時間程度へやんぽしている)お昼ごはんを食べていると、撫でろと顔を足元に突っ込んできたので、そのまま食べながらナデナデ。
A症状、B症状、C症状は見られない。しかし、D症状の手を握った時に握り返してこない症状があった。何度かしていると左手だけ二度握り返してくれた。
17時頃。
子供が帰宅したので電話で様子をきくが変わったところはない。子供はぽるんがいつもより甘えん坊になったといっていた。
21時頃。
帰宅。
ABC症状共に見られず。症状は軽減した理由は、ストレスが解消されたからなのか、昨日打った注射が効いているのかもちろん判断はつかない。できれば前者であって欲しい。
お薬の時間。お薬を塗ったモノを食べないかもしれないので、強制給餌のやり方をユーチューブでさんざん勉強。強制給餌その行為自体がストレスになって
眼振が出現するのではないかと不安。
まずは、薬を水(2CC程度)で溶いて、ぽるんが食べ慣れている大葉一枚に塗って食べさせた。ぽるんは薬にはまったく気が付かずすぐに完食。お皿に残った薬ももう一枚の大葉に塗って食べさせた。
※薬はかなり細かい顆粒だったので少量の水で混ぜることができた。大葉に塗っても垂れない感じ。
※強制給餌は普段の元気な時に練習しておいたほうが、私もぽるんもいざというときに、パニックにならないでいいのではないかと感じた。
※りんごジュースなどに溶かしてもいいとの事だったのだが、市販のりんごジュースには100%でも○○酸とか色々書いてあるので、飲ませてもいいのか不安。
※後日聞いたら先生は大丈夫だとおっしゃっていた。
その後、寝るまでABC症状共に見られず。毛並みが悪く艶がないように感じたが、換毛が始まったのと、昨日の牧場でかなり風が強かったので土埃にまみれているだけのような気がする。うんちは、小さくいびつなのと丸く少し大きめのも出てくるようになった。生牧草を多く食べているせいかいつもより黒い気がした。
手を握り返さない症状以外、いつも通りだったので2階を設置し直した。元気な姿を見ると欲が出て、薬を飲まなくても平気なんじゃないかと思ってしまう。薬が
抗生物質なのでなるべく飲ませたくない。
でも薬が効いている可能性もあるので先生の言われたとおり継続することにする。
※結果、お薬は継続していて良かったと思う。
夜中はゲージの外に出るが真っ直ぐに寝る(
スフィンクススタイル)ことが多く。やはりいつもより元気が無い。体力を温存しているように感じた。子供が言うように甘えん坊になっている気がした。いつもより頻繁に撫でてと要求してくる。
■粉薬をなんの疑いもなく食べるぽーたん。
■27日火曜
起床すると、すぐに餌を要求。昨晩寝る前に与えた生牧草も完食していた。
眼振や他症状はないが、やはり腕に力がない気がする。
※それでも普段通りに顔を洗ったり
ティモテしたり、ホリホリしたりする程度の力はある。
12時半頃。
ゲージから出て、撫でてを要求。いつもより動きは少ないが、部屋をパ
トロールもした。
17時頃。
進藤先生から電話がある。
エンセファリトゾーン陽性という結果だった。
薬を処方するので木曜日に取りにきて欲しいとの事だったが、仕事の関係で水曜日にお願いした。が、やはり一刻でも早く飲ませてあげたかったので、これから薬を取りに行ってもいいですかと、聞いてみる。
先生は、一刻も早く薬を飲ませてあげたいという気持ちは大事で、いいこと。だけど、食欲があるなら心配ない。説明も複雑で長くなるから明日にしましょうとのことだったので安心して待つことに。
粉薬は継続して飲むように指導された。(エンセなら今飲んでいる薬は飲む必要がないのでは?と思ったがそうではなかった。ちゃんと飲ませてて良かった。後日先生と話してそれがわかる)
診断がついたことでエンセファリトゾーンのことをネットで調べまくり、不安になる。情報が古いことと色々な意見があり、しかも、圧倒的に悪い情報が多かった。胃の奥が捻れるような感覚。
21時頃。
試しに濡らした大葉に薬を粉のまま巻いて出すと、ぽるんはすぐに食いつき完食。くすりの味がわからない?大雑把な仔で良かったと思った。
ゲージから出た様子は前日と同様。活発さはいつもの半分程度。うんちが小さいながらも丸みを帯びてきている。
食欲は旺盛。ペレットも、乾燥人参、大麦、生牧草、乾燥牧草を食べた。新鮮な生牧草を大量に食べているせいか、水はあまり飲まない。
■28日水曜
7時頃。
様子は前日と同様。可もなく不可もなく。
11時頃。
病院へ。薬を貰うのと説明を聞くだけなので、ぽるんはお留守番。
検査結果は、エンセファリトゾーン(Ez症)の抗体値が320倍とのこと。
ただ、抗体とは一度上がると数値は生涯上がったままなので、今回初めてEz症になったのか、それとも生まれつき持っていたものなのか、どこかで貰ってしまってもう治っているのか、それはわからないという。
ここから進藤先生によるさらに詳しい説明をいただく。その中で、ネットで書かれていることに間違いが多いことに気付かされた。
※Ez症はまだよく解明されていない病気。うさぎを専門的に勉強し本を出すほどの先生ですら把握しきれていない病気であり、病状も様々なパターンがあるということ。ネットで断定しているものをよく見かけるが、それで判断するのは危険だとおっしゃっていた。私もそうだと思う。
話を聞いていく中ですうっと不安が解消されていくのがわかった。
まず、
薬をちゃんと飲めば治る病気であるということ。
ぽるんの場合、現在出ている症状(手の力がない、
眼振、元気が無いなど)は治る。
後遺症として残らないということをおっしゃって頂き、
眼振出現以降ここで初めて安心した。細かい説明、病理、病態、予後などを詳しく教えて頂きました。
※2017年10月現在、後遺症は一切ないです。
■内訳
- Ez症抗体検査料10000円
- 処方料500円
- 内服薬(粉薬14日分)2800円
- 内服薬(シロップ28日分)3000円
※会計は、17,604円(前回のエンセファリトゾーンの検査代含む)
14時頃。
帰宅し、ぽるんに飲み薬を与える。Ez症の飲み薬を5CC程度与える。注射器から口に与えようとしたが、暴れるので、そのまま食べ物にふりかけることに。粘性が少なくさらさらしているので、大葉ではなく、お皿に置いた圧っぺん大麦に薬を浸してみた。最初半分ほど食べて薬が多く掛かっていた部分は残した。一時間ほど放置していると、いつの間にか全て食べ終えていた。
その後、ぽるんの様子に変化はない。早く薬が効いてくれるといいが、先生が28日掛かるとおっしゃったので、それを信じて様子をみる。おしっこも出て、小さいうんちではあるが丸いのを沢山した。
21時頃。
帰宅。
前日と症状はあまり変わらず。大葉につけてすぐに粉薬を完食。乾燥人参の箱に触ればくれくれと激しくいつものように催促する。ゲージを開ければ外に出て一周パトロールする。だけど、休んで寝ている事が多い。甘えてくることも多い。左手の握り返しが増えて来た気がする。右手は力がない。
■29日木曜日
7時頃。
様子は前日と同様。可もなく不可もなく。
13時頃。
Ezの薬を飲ませる。乾燥イチゴに穴を空け中に5CC薬を入れてすぐに完食。
■騙されて薬入り乾燥イチゴを美味しそうに食すぽーたん。
21時頃。
帰宅。
いつも通りとはいかないが、元気が出てきた気がする。パトロール以外でも部屋を動き周り、いつもと違うモノに興味を見せたりした。左手を握り返す回数が増えた。薬を大葉で巻いてすぐに完食。うんちが丸みを帯、少しだけ大きくなった。頂いた生牧草は全て完食した。
■30日金曜日
7時頃。
ご飯を欲しがり、二階と一階を行ったり来たり。元気があった。
13時頃。
Ezの薬を大葉に塗って完食。外に出てパ
トロール。右手も数回だけ握り返してきた。
薬が効いているのを実感する。
21時頃。
大葉に薬を塗りつけて完食。元気があり忙しく部屋をパ
トロール。左手の握り返す回数が増えてきた気がする。食欲は旺盛。うんちはかなり丸くなる。大きさはいつもよりは小さいが病気を発症以降で最大に。
■31日土曜日
7時頃
前日と同様に元気があった。
13時頃
感想イチゴに穴を空け薬を注入、完食。
21時頃
薬は完食。元気に遊び回る。親指に力が戻ってきているような気がする。左>右
以下、日に日にぽーたんは回復していった。
11月4日
三度目の病院。移動が不安だったが、まったく問題なし。
診察を受け、経過順調とのこと。
処方されていたお薬を全部飲んで治療は終了とのこと。
■診察代 864円
※三度の通院で掛かった総費用
17,280円
17,604円
864円
合計 35,748円
偶然、二週間くらい前にペット保険なるものに加入していたので助かりました。
※実は契約後三ヶ月以降から保険がおりるらしく、出ませんでした。
※2018年10月現在
ぽーたんは、元気に走り回って過ごしてます!
今回の件で学んだこと
※正しいもの、間違っているものの判断がつかないネットでの情報を鵜呑みにしてはならない。
※異変を感じたらすぐさま病院に連れていく。様子見をしない。
※普段の様子も撮影しておく。
※健康な時に注射器による給餌の練習をしておく。
※保険には入っておいたほうがいい。
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