どこで飲んだくれてやろうかと考えながら総武線を乗って秋葉原へと出る。百飲もいいなー、四文屋はこの前に行ったしなー。ビーフキッチンはお腹いっぱいになっちゃいそうだしなー。ちらりと時計をみやると時刻は17時。車窓を覗き込んだとんとんは閃いた。
そうだ、上野に行こう!
目次
立ち飲みで行列!?コスパ最高のふぶき(Fu Bu Ki)で飲んだくれる!
秋葉原から乗り換え山手線へ。上野とはいってもふぶきは御徒町からアメ横を歩いたほうが近いので御徒町駅下車。清龍にも誘惑されるがここは初志貫徹、アメ横ガード下右側の路地を進むとふぶきが見えてきた。並んでいる、が列は少ない方だ、いける!
カウンターは11席、2席と6席のテーブルがある。テーブル席は座れるけど席料はない。口開け後だったので少し待って入店。まずはホッピー390円で喉を潤そう。
ちなみにドリンクは、ジョッキ生は390円、サワー類も、お茶ハイ系も、ニッカウィスキーも330円、お酒は豪快が大徳利で600円だ。
看板メニューは刺し身三点盛りという名の六点盛り?
何はともあれ、ここで頼むのは刺し身三点盛り390円だ。さぁみなさん、画像をよくご覧ください。ネギトロ、鯖、海老、まぐろ。ハマチ、下足……ひいふうみい……六点盛りじゃないか!ちらりとカウンターをみると全員が頼んでいるよ!ペアできてても一人一皿っていうね。
これじゃあ並ぶわけだよ、と納得のコスパなんだけどここは上野。大山だのカドクラだのタキオカだのがあるせんべろ激戦区を舐めるんじゃねー!それだけで生き残れるほど甘くないんだ!
うん。生き残っているからそれだけじゃないんだな。
値段と量や味が見合ってないお店。いい意味でだぞ!
とんとんがマストなオーダーは煮穴子290円。形崩れの訳あり穴子だと思うんだけど量が多い!味付けもしっかりされていて、これをちびちびツマミながら飲む酒がまた美味いんだ。ホッピーでもいいし、日本酒も合うよね。実はとんとん、刺し盛りよりもこっちが目当てかもなー。
ここふぶきは鉄板がカウンターのすぐ目の前にあるので、他の人のオーダーが作られていく姿を見ながら飲むのもまたおつだ。特にだし巻きオムレツ290円は、頼むつもりがなかったのに、華麗に焼かれていく様を見ているとついついオーダーしてしまう一品だ。
鉄板の上で平たく広げられた卵液を手際よくクルクルっと巻いて一瞬で完成。出汁が効いていてこれまた酒に合う。
次にマストなのは、あさりニンニク醤油漬け190円。運ばれると毎回、え、これ190円だっけと感じてしまう。予め醤油とニンニクに漬けられたあさりなのでスピードメニューだね。美味しいぞ。
まだまだワクワクするメニューが豊富!
本マグロで作ったツナサラダ190円。とんとんのアホ舌にはこれがツナ缶なのか本マグロの身で作ったのか違いがわからぬ。少し歯応えが強いかな?190円で量も味も申し分ないんだけどね。たとえ本マグロでなくても十分コスパがよい一品だ。
※以下は違う時に撮影した料理。
スモークサーモン鮭190円。スモークされたハラスの部分。脂が乗っててスモーキーで美味いね。身をほじってホネをしゃぶって美味ー!
ニンニク焼き290円。これは他と比べるとお得感があんまりなかったかな。ニンニクの欠片5~6個を鉄板の上でオイル煮にして最後に玉子を落とした一品。美味しいんだけどね。
その時の仕入れ状況によって変化するふぶきを楽しもう!
ふぶきは変化と進化を繰り返しているので、以前あったお気に入りのメニューが無かったりすることもよくある。だが、必ずと言っていいほど新たなお気に入りのメニューがあるはずだ。そーいうのを探すのもまた楽しいよね。
マスターは無口で職人さんという感じ、ウェイトレスさんは外国の方が多いけど一生懸命でフレッシュな接客をしてくれると思う。
マストなオーダー
刺し身三点盛り:390円
煮穴子:290円
とんとん評価
CP度(美味しさ×価格):9/10
お会計
ホッピー:390円
刺し身三点盛り:390円
中:150円×2
煮穴子:290円
本マグロのツナサラダ:190円
出汁巻きオムレツ:290円
あさりのニンニク醤油漬け:190円
お会計:2,040円
ちょっと食べすぎた感がいなめない!とんとん的せんべろ認定です!
店舗情報
ふぶき(Fu Bu Ki)
東京都台東区上野6-4-14
営業時間:12:00~22:00 中休み有り 15:00~17:00辺り
定休日:水曜日