とんとんの休日

酒とうさぎを愛するおさーんのブログ

【立石】キレ芸女将達がお出迎え。立石 鳥房 で揚げたて熱々若鶏の唐揚げを食す!

またしてもやってきました聖地立石。今回は、惨敗だった宇ち多"リベンジではなく、若鳥の唐揚げとキレ芸で有名な鳥房さんが目的。日曜夕方もやっているということで仕事終わりに来訪。飲んだくれてやるぜ!

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目次

 キレ芸女将達がお出迎え。立石 鳥房 で揚げたて熱々若鶏の唐揚げを食す!

宇ち多"がある側とは線路を挟んで反対側、とはいっても両者間は徒歩3分ほど。商店街に入るとすぐに灯りが見えた。おお、いい雰囲気を醸し出している。お店は横の路地を入ったところに入り口があるらしい。おら、わくわくすっぞ!と思ったら……。

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ええええぇ!だって表はやってるじゃないの!どーしてー!?

まぁ、どうしてと言っても都合によりって書いてあるのだけれども。。。この日はフラれてしまったので立石界隈で飲んだくれて、日を改めて出直したとんとんだった。

名物女将は想像を軽く超えていた!!

次の水曜日午後16時。リベンジマッチに立石に降り立った。踏切を渡り、表の電気がついているのを確認。まだ安心できない。ドキドキしながら曲がり角を曲がると……数人の行列が。よし、やっている!!

丁度口開けの時間、滑り込みセーフで中へと入ることができた。小雨が降った後だったので傘を持って中へと入る。するとすぐに女将さんらしき人物が複数名確認できた。そしてどの人もチャキチャキしていて怖い!おろおろするとんとんに女将Bが「一人?傘はここに横に置いて、鞄はテーブルの下ね。」と小上がりの一人テーブルへと案内してくれた。

中はカウンター6席ほど、テーブル席が5席とやや狭い。口開けなのでガヤガヤしている店内を見回していると、カウンターに座っているお客さんが「灰皿有りますか?」と。ここからキレ芸女将の口撃が開始される。

「カウンターは禁煙だよ。灰皿渡すから外で吸いな!」

「あーそうなんですか!わかりました」

「タバコなんて吸ってんじゃないよ。体に悪い!」

おー、噂には聞いていたが恐ろしい。どうやらテーブル席は喫煙可能でカウンターは禁煙のようだ。この狭い店内に分煙なんて意味があるのか甚だ疑問だが……。

「お兄さん何にする?」

突然背後から女将Cに声をかけられビクッとするが、ビール大瓶580円を注文した。こういう有名店では中々割安、かな。そう思うことにする。

他のドリンクには、ウーロン茶220円サイダー、ジュース、コーラ220円、ワイン670円、生酒670円、お酒370円があるようだ。

30分は待つので他の肴を注文しよう。

オーダーするとすぐにキリンラガーの大瓶が運ばれてくる。一緒にお通し(50円?)らしき小皿も。まずはグビッと一杯。こうしている間にも店内のいたるところでお客さんが怒られている。お通しは鶏皮を煮込んだものかな。生姜が効いていて味もかなり濃い。これをちびちびやりながら女将さんが注文を取りにくるのを待つことにしよう。

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フードは以下のものがあった。

お新香:300円

鳥南蛮漬け:300円

鳥からし味:550円

ぽんず刺し:550円

鳥わさ:550円

鳥サラダ:550円

鳥ぬた:550円

若鶏唐揚げ:時価

時価って書かれていると小市民なとんとんはビビっちゃうけど、前もって700円弱だとリサーチしているので問題ない。

そうこうしているうちに女将Aがオーダーを取りにきた。

「今日は、630円、650円、680円だけどどうする?」

このお店は若鶏の唐揚げを一人一品頼まなくてはいけないルールだ。もちろん、それを食うために来たのだから頼むに決まってる。

「630円でお願いします」

「後は?」

「ぽんず刺しを……」

「待つけど、お新香はいいの?」

「あ、じゃあそれも」

緊張したが怒られずクリアだ。そういうコンテンツだと思えば楽しめる。そして、お新香はすぐに運ばれてきた。

「醤油かけちゃダメよっ!」

と、いきなりの口撃にあせる、とんとん。

「は、はい、かけません、かけません」

「塩分摂り過ぎは体に悪いからねっ!」ニヤリと女将Aは笑った。

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だがしかし!このお新香そんなに漬かっていない。もうね、種も仕掛けもありません、なんの変哲もないお新香がここにあります、っていうくらい普通の味気ないお新香だった。

醤油をかけてぇー!と心の中で叫ぶが他のテーブルでも同じように女将達が「醤油掛けちゃだめ、塩分~」とお決まりのセリフを言っているので我慢する、しかなかった。

こうして15分程、濃いお通しと味気ないお新香でビールを飲んでいると、ぽんず刺しが登場した!漬け込まれたネギと唐辛子がたっぷり乗ってて美味そうだ!いい塩梅に湯通しされた鳥のピンク色がいいね。

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たっぷりの薬味と共にパクリ。口の中に広がる酸味とネギの香り。そして鳥が柔らかい。あとから来る唐辛子の辛味もいい。よし、大瓶をもう一本追加だ!

 骨まで食べれる若鶏の半身揚げは間違いない!

ぽんず刺しを8割り方食べ終わった頃、ようやく若鶏の唐揚げが登場だ。

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「バラせる?」

「い、いえ……」

「まったくしょうがないねぇ。今度は自分でやるんだよっ!」

多少ツンデレが入っているのか?と前向きに捉える。女将Aは器用に箸を使ってあっと言う間に若鶏を分解した。さすがだ。

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おお。美味そうだ。こうして記事を書きながら思い出すだけで唾液が溜まってくる。よーし突撃だ。まずは手羽の部分にかぶりつく。カリッと香ばしい。肉も柔らか。ジューシーではないけど若鶏の旨味が凝縮されている。いい意味で肉感があるって言えばいいのかな。美味いぞ。美味いぞ。夢中になって食べていると女将が、そのぽんず刺しのタレにつけても美味しいよとアドバイスをくれる。やっぱツンデレか。言われるがままタレに浸してパクリ。おお!爽やかで辛美味!これいいね!一人で全部食べ切れるか心配だったけど、一気に食べてしまったー!

怒られなかったのはたまたま?

女将A(たぶんボス)にとんとんが気に入られたのか、それとも臆病なとんとんが怒られまいと超気を遣ったからなのか、はたまたその両方か。今回、奇跡的にとんとんは怒られなかったけど、各テーブル、カウンターほぼ全員のお客さんが怒られていた。

とんとんは前にも言ったように、そういう雰囲気も含めて楽しめるタイプだけど、たとえ自分が怒られなくても、人が注意されている姿はあまり見たいものじゃないからね。合わない人は多いと思う。とんとんも余程気心知れた友人以外は連れてこないかな。子供なんて絶対連れていかないだろうなぁ。

古き昭和の時代。近所のカミナリ親父そのものって感じかな!それが3人ね……。

マストなオーダー

若鶏の唐揚げ:時価(600~700円)

ぽんず刺し:550円

とんとん評価

 CP度(美味しさ×価格):5/10

難しいところだけど、接客がかなりマイナス点ですなー。

お会計

 ビール大瓶:580円×2

お通し:50円

お新香:300円

ぽんず刺し:550円

若鶏の唐揚げ:630円

合計:2,690円

せんべろではない。

店舗情報

 鳥房

東京都葛飾区立石7-1-3

03-3697-7025

営業時間:月~土 16:00~21:00 日祝 15:00~20:30

定休日:火曜日

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