とんとんの休日

酒とうさぎを愛するおさーんのブログ

【蓮田】日本酒が浴びるほど飲める蔵元見学ツアー。清龍酒造に行ってみた!

飲ん兵衛読者の皆さんならご存知だろう。埼玉県の蓮田市日本酒が浴びるほど飲める蔵元見学ツアーがあることを。月曜から夜更かしという番組を観たとんとんはすぐに行きたい衝動に駆られたが、相方の都合がどうしてもつかない。よーし、一人で飲んだくれてやろうじゃないか!

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目次

蔵元見学とは名ばかり?3時間のツアーはほとんどが宴会時間だった!

さっそく予約をしてみた。予約は、月初から翌月分の予約を開始する形になっている。週末はすぐに埋まってしまうらしい、今回はたまたま水曜日のツアーを開始したばかりだったらしく空席があった。らっきー!

上野から宇都宮線で約40分。更にそこからバスで10分の場所にあった。工場内にある料亭のような場所で受付を済ませる。あ、まずい。みんな2~3人のグループで来ている。単騎駆けなんてとんとんだけだ。ちょっと恥ずかしい。

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いざ、蔵元見学スタート!

全員が集合し蔵元見学が開始する。社長が現れ挨拶もそこそこにいきなり集合写真を撮ることになる。こういうのは普通最後に撮るのに。まさか、見学ツアー終了後だと酔っ払いばかりで収集がつかないからか!?ちょっと不安になる。※その時のとんとんが写った画像は清龍酒造さんのHPに載っている。

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社長自らがツアーコンダクターとなり説明してくれる。べしゃり慣れてて大変面白い。でもね、酒作りは基本冬場に行うらしく、工場は稼働していなかったんだよ!全ての機械が止まった工場の見学は20分程で終了した。見学内容は大変面白かったけど、ネタバレになるので記載は控えておこう。

残り3時間は利き酒タイム!

見学が終わるとすぐに工場敷地内にある「清水亭」に案内される。このスピーディーな感じがいい。もうすぐ酒が飲める。おらわくわくすっぞ

清水亭は2016年に改装したばかりらしく綺麗だった。造りは老舗の和食料理屋さんのようになっていて趣のある感じだ。

前の人についていきながら、奥へと入っていくとなにやら賑やかな音楽が聞こえてくるではないか。もうドキドキが止まらない。動悸ではない。キミマロ。

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生バンドが出迎えてくれる。

料理がずらりと並んだ宴会場。その二階に生バンドがウェルカムミュージックを演奏していた。しかも、上手い!その辺の素人とは違う。

バンドを眺めたり、内装を見たりときょろきょろしているとスタッフさんがすぐに駆けつけ、予め決められた席へととんとんを案内してくれる。※予約時に年齢も聞かれたので同じ年代で席を決めていると思われる。

「お一人様のとんとんさんですね?」

「は、はい」

お一人様……。感じのいいスタッフさんに案内され座席へ。そして、忘れていたウコンを慌てて飲む。

どれもこれも日本酒に合う肴ばかり。

目の前には宴会料理と利き酒セットがある!うひょー!これで3,000円は安い

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日本酒の蔵元なのに乾杯にはちゃんとビールが注がれる。

社長が乾杯の音頭をとりいざ宴会がスタート!その間も常に生バンドは小気味よい音を奏でている。すぐさまビールを飲み干したとんとんは、5種の利き酒セットに手を付けるのであった。

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お酒の配置と番号でどんなお酒かがわかるようになっている。まずは大吟醸でしょう。一口飲むとフルーティーな香りが口から鼻に抜けて香る。これが幻の酒(清龍さんのお酒は流通していない。直販か直営店のみ購入可能)かー!美味いな!思わず一気に飲み干し、次の酒へ。おっと、危ない。少し胃に食べ物をいれねばもたんぞ、ということでお刺身をパクリ。おお、アテもちゃんとしたヤツだこれ!

次々に注がれていく日本酒!

宴の間も社長の説明は続いている。みんな飲むのに夢中で半分も聞いていないけども。それでも社長のお酒にまつわる話は興味深く今度行くときはちゃんと聞こうと思った。

利き酒セットを飲み終わったとんとんが周りを見回すと、左隣にいた5人程の年配グループのお酒はまだほとんど残っている。右側の男性ペア×2の四人も半分は残っていた。やべー、とんとんだけペースが早過ぎた

と、思った矢先。隣に座っていた男性が、凄いお酒お強いですねぇ、と声を掛けてきた。年配グループもその声に気が付き、本当だお兄さん強いねぇー!と一人目立つとんとん。

きっと、一人で来て飲むペースが人一倍早いってどんだけ飲ん兵衛なんだよ!と思われていただろう。うん、きっとそうだ。

お酒の力は凄く、初対面の人達ともあっと言う間に打ち解けられるのだ。そして、空いたお酒のグラスをみて、スタッフさんはどんどん注いでくる。

「これは大吟醸です」

「これは原酒です」

大吟醸もう一杯どうです?」

とんとんの頭に浮かんだ漢字は二つ。「天」と「国」。天国だ!

中には変わり種の日本酒もあった。

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これは日本酒に季節の果実を入れて一晩おいたもの。カクテルのようで美味しい。酸味と甘さが追加されるので女性にはいいのかな。

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そして、とんとんが一番美味しいと思ったのは、この大吟醸の凍結酒

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この大吟醸凍結酒だけでニ合は飲んだ気がする。大吟醸のまろやかさとシャリシャリ感がいいね。

お酒が強くない人も大丈夫!?

どんどんお酒が注がれていくが、このカードを出せばストップしてくれる。

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なぜさやかなのは不明だ。酒屋のアナグラムだろうか?もちろんとんとんは使うことなどない。破り捨ててやったわ!嘘です。

そして、緊急事態に陥った場合ようにこんなものも用意されておりました。

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鬼太郎袋ならぬ鬼太郎。もう笑うしかない。幸い今回のツアーでこの箱を使用している人は見受けられなかった。

ちなみにおトイレはここ。ネーミングがいいね。

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演出が凄い!次から次へと楽しませてくれる。

社長の紹介と共に現れたのは鉄人、ではなく料理長。これから魚の解体ショーが行われるのだ。仕入れによって違うらしいが、今回は鯛だ!

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料理長が捌き、弟子達がフォローする様は、まさに料理の鉄人!お刺身はカルパッチョにして、骨は最後に潮汁として出される。楽しみだ。

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演出はこれだけではない。清龍酒造専用の歌「明日への乾杯」を全員で歌ったり、恋ダンスを若い男性従業員が完コピして踊ったりと時間経過と共にボルテージが上がっていく。もちろん酒の回りも半端ない。気がつくと、ついさっきまで初対面だったとは思えないほどの打ち解けようだ。

とんとんは、飲めや歌えの大宴会とはこの事だと、実感したのであった。

 ちなみにYoutubeに動画があったので拾ってきた。この動画はオーバーではない。とんとんの時も同じような感じだった。

3時間で六合は飲んだだろうか。たらふく飲んで、食べて、笑って、楽しんで3,000円は破格のお値段だ。また参加しようと心に決めたのだった。

宴会はまだ終わらない?

 見学ツアーを終え、ふらふらとバス停までいく一同。どっちでしたっけー?などと酔っ払い同士が道に迷っている光景を横目にし、とんとんが歩いていると隣にいた同年代の男性ペア×2が仲良くなったらしく、うちらこれから駅前で飲むんですよ御一緒しませんか?の言葉に「おー!いいですね」とちょっと被せ気味に即答するとんとん。

こうして蓮田駅前の居酒屋で男5人の二次会が始まったのだった。ちなみに三次会は上野のタキオカで四次会は御徒町のラーメン屋に行き、終電で帰ったという……。

※この知り合った4人と清龍会という飲みグループを結成し今でもよく飲みに行く。

清龍酒造の蔵元見学ツアーまとめ

3,000円の大宴会。コスパは最強。日本酒好きな方でもそうでない方でも楽しめることは間違いない!

清龍酒造HP

清龍酒造蔵元見学ツアーのリンク

生バンド演奏で歌ってくれた越山元貴さん

清龍酒造直営店HP ※利き酒セット70ml×5が780円で飲めます。

店舗情報

清龍酒造

埼玉県蓮田市閏戸659-3

蔵元見学ツアー開催日:水・木・土・日

水・木:13:30~16:30 土・日:12:30~15:30

事前予約必須