とんとんの休日

酒とうさぎを愛するおさーんのブログ

【門前仲町】東京五大煮込み!大坂屋でモツ煮込みを食す!

いよいよ東京五大煮込み編が完結だ!千住 大はし、森下 山利喜、月島 岸田屋の三大煮込みを制覇し、立石 宇ち多"でも飲んだくれた。残すところは、門前仲町の大坂屋さんだ!ちなみに「大阪屋」じゃないぞ!気をつけろ!

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目次

東京五大煮込み!大坂屋でモツ煮込みを食す!

大江戸線を乗り継ぎ、門前仲町の駅に降り立ったとんとん。何年ぶりだろう。昔のイメージと違って町並みは綺麗だ。徒歩3分ほどで現場に到着。時刻はまだ17時半。行列を覚悟していたが、どうやら誰も並んでいないようだ。

店内撮影禁止!鉄の掟がある老舗。

この大坂屋さんは撮影禁止である。残念ながらとんとんは隠し撮りなどはしない。そのお店のルールに従う!とは言え、画像がないのは寂しい。食べログにはいくつか画像が掲載されていたが、これも転載禁止のようなので外観だけで我慢する。

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想像よりかなり小さいお店だった。東京五大煮込みの中でも一番小さい店舗だ。何年か前に改装したのだろうか、老舗感はない。提灯もそこそこ綺麗だしね。

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煮込みのみで勝負しているお店だった!

店内に入るとかなり明るめの照明に驚く。壁も内装も、カウンターも綺麗だ。そして、入ってすぐ目の間にあった大鍋の前にいる若女将(とはいってもとんとんより年上だ)が「いらっしゃい。カウンターへどうぞ」と。鍋前のカウンターには7席、右手の壁向かいのカウンターに5席ほどある。せっかくなので大鍋の前に座った。

奥では大女将?が居間のような小スペースでテレビを見ている。不思議な空間だ。若女将に大瓶700円をオーダーすると、冷蔵庫からキリンラガービールを取り出し栓を抜き差し出してくれた。ん、ちょっと待って。今冷蔵庫の中に赤星があったような……。

銘柄の選択権はないのだろうか?とんとんは赤星が飲みたいよ。よし、ここは一つ……見なかった事にしよう。コップにラガーを注いだ。そして壁に貼ってあるメニューを見る。

大瓶700円

小瓶500円

お酒450円

冷酒1100円

焼酎450円

ワインハーフ1100円

中々攻めた価格と品揃えの少なさだ。冷酒1100円て、銘柄も容量もわからんじゃないか!食べ物のメニューはもっと少ないぞ!

牛煮込み1串150円

オニオンサラダ300円

玉子入りスープ350円

むしろ、これだけで勝負しているのだから凄いちゃあ凄いのか。

オーダーを迷う間もなく若女将が「一通りでよろしいですか?」と言うので、とんとんは身を任せた。

大坂屋の煮込みは、大阪のどて焼きのようだった!

若女将は小皿に乗ったお新香(お通し100円?)大鍋から5本見繕いとんとんの前に。おー、濃い色の串が皿に並ぶ。まさに大阪のどて焼きだ。脂の乗った皮が3本、ナンコツ1本、フワが1本だ。しかしこれで750円と思うとCPが的に厳しいよね。

まずは、皮から食す。恐らく醤油と味噌ベースのタレで煮込んでいるのだろう。それも長年継ぎ足しなので味わい深い。でも、濃い。そして少ない。五大煮込みに共通するのが味が濃くてビールが進む。いいのかこれで。お通しのお新香もさっぱりしていてお口直しにはいいね。

次はナンコツ串だ。牛のナンコツってそう言えばあんまり食べたことないような、あるような……ぬぉぉぉぉ!固い!コリッコリというよりはゴリンゴリン。歯医者で治療を受けているとんとんの歯ではちょっと厳しい固さだ。

気を取り直してフワを食す。うーん、これも微妙だな。元々とんとんはフワがそんなに好みではない。宇ち多"の煮込みも黒いとこ抜いてって注文するくらいだしね。好きな人は好き、そんな味だ。て、適当ではないぞ。

実は玉子スープが名物だった!?

まだ口の中がさっぱりし足りなかったのでオニオンサラダ300円を注文しようとしたが、隣に座っていた同伴カップルと思わしき彼等の前にあったオニスラをとんとんは見逃さなかった。小鉢に入ったなんの変哲もないオニサラ。これがオニオンサラダ300円か!やめよう。ありがとう同伴カップルさん。

となれば、残る商品はあと一つ。玉子入りスープ350円だ。食べログで画像を見た時、これだけは外せないと思っていたんだ。超美味そう。煮込みのタレに半熟ゆで卵を落とすんだから不味い訳がない。

注文すると若女将が冷蔵庫を開けて玉子を取り出す。チラリと赤星が見える、いや、見なかった。その玉子を流しでよく洗い、そのまま大鍋に投入!マジか。玉子を洗ったからといってそのままでは、衛生面で大丈夫かなって、いや、とんとんはその辺無頓着だから全然いいけど、この時代うるさい人はこだわりそうで。そんな心配をしてしまう。

そんな、とんとんの心配を他所に、若女将は鍋の淵に入れた玉子を今度は中央に持っていく。こうやって絶妙な温度調節をしているのだろう。すると突然、居間でテレビを見ていた大女将がすくっと立ち上がった。出来上がった玉子を若女将から受け取った大女将は軽く水で流しながら丁寧に殻を剥いていく。半分ほど外したところでスプーンを使い上手にくり抜いた。なるほど。この技だけは大女将のものなんだな。単に若女将が熱いのが苦手なだけかもしれないけど。

半熟玉子というよりは、温泉卵に近い。そして、その上に大鍋のタレをかける。絶対美味いよこれ。スプーンと共に出されたそれを一口食す。ほらやっぱり。そして玉子を崩して黄身を絡めて一口。ほらやっぱり。もうこれが名物でいいんじゃないかな。

東京五大煮込みを制覇して。

名物にうまいものは~という感が否めなかったが、昭和の時代に人気があった味なんだなというのは理解できた。今度は五大煮込みを比較した記事を書いて見ようと思う。そして、今後はとんとん的「新五大煮込み」を模索していこうと心に誓ったのであった。

マストなオーダー

玉子入りスープ350円

とんとん評価

CP度(美味しさ×価格):4/10

お会計

お通し100円?

一人前750円

大瓶700円

玉子入りスープ350円

お会計:1,900円

せんべろではない。

店舗情報

大坂屋

東京都江東区門前仲町2-9-12

03-3641-4997

営業時間:16:00~21:00(LO.20:45)

定休日:月曜、日曜、祝日

制覇した東京五大煮込み一覧(4/5)

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